一皿ごとに丹精を込めて…

山梨県生まれ。
雄大な富士山に抱かれ、空気も水もキレイな自然あふれる環境で育つ。 幼少期から川や山の野趣あふれる食材に身近に触れることで食への志を養い、旅館の板場で修行。 日本が誇る食文化である和食の世界を極めるべく、日本料理の達人「道場六三郎」氏の門をたたき、弟子入り。 一世を風靡した、銀座の人気和食店「懐食みちば」での修行を積む。

その後、「美酒佳肴”楽庵”」の料理長となり、江戸文化と人情が息づくまち「人形町」の魅力を知る。 2021年2月、老舗旅館「伊東旅館」の１階にて念願であるはじめての自分の店「日本橋SANO」として 「道場六三郎」氏の直筆にて屋号と落款をいただく。そして2024年1月、伊東旅館の別館1階の新たな店舗にてリニューアルオープン。

「和食の伝統を踏まえながら、食材の本当の味と向き合う」という道場流の精神を受け継ぎながら、 日々、常連や地元に愛される食処を目指している。